数学は難しい!
学校で学ぶ教科には、国語、社会、英語など色々ありますが、
数学は他の教科に比べると難しい、やっかいだ、という側面があります。
これはどういうことかというと、
数学は、以前に学んだ知識を覚えていないとその先には進めないからです。
例えば、四則計算ができなければ、一次方程式を理解することはできない。
そして、一次方程式を理解していないと、二次方程式や不等式を理解することはできません。
それに比べると、例えば社会科の日本史などでは、
縄文時代の知識を忘れていたとしても、平安時代のことは理解できます
また、平安時代の知識を忘れていたとしても、江戸時代のことは理解できます。
このように日本史では、あるセクションのことを学ぶために、それ以前のことを覚えている必要は、それほどありません。
例えば、江戸時代単体だけで勉強することが可能です。
(もちろん江戸時代を学ぶためには、それ以前の安土桃山時代の知識も多少は必要になりますが)
日本史では「平安時代」でつまずいたとしても、「江戸時代」について理解することはできます。
しかし数学は一度つまづいたら、その先には進めなくなってしまいます・・・
「数学が難しい」という理由は、そこですよね。