二桁の九九 (学校では教えない大切なこと)

日本の学校では二桁の九九を教えませんが、覚えておくと役に立ちます。二桁の九九を簡単に覚えられる教材を紹介しています。

二桁の九九は役に立つのか?

あおぞら教育会では、二桁の九九を覚えるための本を販売していますので、それに関することを書きたいと思います。

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 学校では、九九(一桁)を覚えますよね。

もし覚えていないと、その後の算数の授業にはついていけなくなります。

つまり九九を覚えないと完全なる落ちこぼれ・・・、マズいことになります。

 

学校で二桁の九九は教えないが

しかし、二桁の九九は日本の学校では教えません。

これは、必要ないと判断したからでしょうか?

算数では習うことが山ほどあるので、余分なことは省いて さっさと先に進んだほうがいいという考えでしょう。

 

たしかに、二桁の九九は必要ないと思います。

実際、ほとんどの人は二桁の九九とは無縁な世界で生きています。

 

そうすると、それほど必要とはされていない二桁の九九・・・・

どんな位置づけになるのかと考えてみました。

 

 

二桁の九九の位置づけ

私が考えるには、

学校の授業以外の習いごとの一つ、教養の一つとして捉えるといいのではないかと思います。

 

例えば、ピアノ や ダンス などを習っている子供は大勢いますよね。

ピアノやダンスは絶対に必要か? と聞かれれば、

たぶん必要ではありません。

 

必要ではありませんが、それを習うことによって世界が広がります。

例えばピアノであれば、音感が身につく。

発表会やコンテストなどに参加すれば大きな舞台の上で演じる度胸がつく、

友達の前で上手なピアノを披露すれば周りから喝采をうけて自信がつく、

など、色々な+αが得られます。

 

二桁の九九も必要ではありませんが、習得しておくことで+αが得られます。

私の経験からいくと、やはり小学生の子供がこれを覚えるのが一番役に立つと思います。

 

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小学生には役に立つ

実際、うちの子供が三年生の頃に、二桁の九九を覚えさせたのですが、学校の授業でかなり役に立てていました。

 

小学三年生と言えば、二桁のかけ算,割り算~三桁のかけ算,割り算と、ちょうど二桁の九九を使う時期にあります。

 

小学校では、2桁~4桁程度の割り算を筆算でおこないます。

大人になると忘れているかもしれませんが、割り算の筆算では かけ算が必ず必要になります

もちろん、一桁の九九を覚えていれば解けるのですが、二桁の九九を覚えていると、かなり有利になります。

 

子供の勉強をみているのですが、そのことを強く感じました。

 

二桁の九九は必要か?と聞かれれば、絶対に必要なものではありませんが、

覚えておけば、学校の勉強で有利になることは確かですよ。